40代とバックの中身
40代になっても、特に自分自身に変化はおきないであろうと思っていました。
たしかに、体力は落ちてきているし、肌のハリもなくなってきているけれど、それは突然に訪れるものではなく少しずつ忍び寄ってくるようなものだから。
「40になると体にくるよ」「40になると肌にくるよ」という、先輩方のことばを
「ふむふむそんなもんなのか。でもそうなるのは当然だよな。」とふんわりと受け止めて(半分は聞き流して)過ごしてきました。
しかし、40代に突入して実際に起こった変化は「自分自身」に対してではなく、持ち歩く「物」に対しての考え方。
まず、普段持ち歩く物はできるだけ少なく、できるだけ軽く、できるだけ丈夫であるものがよいという事。
かわいいけどやたらと重い財布、活用できてないけど毎年買い換える手帳。ほとんど使う出番がないものばかり入ってる筆箱。ぜーんぶバックから出しました。
使っていた筆箱の中身をじっくりのぞいてみると、
ボールペン、シャープペン、消しゴム、赤ペン、蛍光ペン2色、定規、カッター
シャチハタ印、付箋紙、シャープペンの芯、テープのり、絆創膏、頭痛薬・・・
入れててよかった!と思ったことも年に1~2回はあるけれど、こんなに入っていたとは自分でも把握していなかったし、ボールペンとシャープペンと蛍光ペンの3本で日常は十分すごせると判断しました。
3本のペンだけを入れるためのポーチを探して引き出しをあさってみたものの、ちょうどよい大きさの物がない。バラバラとにバックに入れるのも取り出すときにスマートじゃないしな。と考えた挙句、ヘアゴムで括ってみることにしました。
これが意外と使い勝手がよくて、荷物の隙間にすっと差し込めるし、目に見えるので持っているという意識もあり、ポーチ分の重さも軽減!
いざと言う時に、必要な物をステキなポーチからスッと差し出すのが
「できる女、ステキな大人」だと思っていたけれど、
それは人からそう見られたいと思っているだけなのでは・・・
「どこかへ行きたい」と思った時に、軽いバックを持って颯爽と行動に移せる女になりたいと思う今日この頃です。